刺激的な光が乱れ飛ぶ実験の紹介!【科学のレシピ】
反射の法則はやりますが、
乱反射については高校ではあまり扱いません。
でも乱反射ってとっても身近な現象です。
今回は家庭でできる乱反射の実験の紹介です。
乱反射を見てみよう!
物体に光があたると、その物体は様々な方向に反射をします。
これを乱反射といいます。
なかなか乱反射を見る実験は学校でもやらないので、
今回は家庭で簡単にできる乱反射の実験にいてご紹介します。
例えば鏡のような物体に光をあてると、
光は普通に反射して、
入射角=反射角
となる方向に進んでいきます。
しかし鏡ではなく普通の物体に光をあてると、
様々な方向にちって飛んでいく、乱反射という現象がおきます。
科学のレシピ
用意するもの:
レーザー、アルミホイル、ぬいぐるみ、白い紙
手順:
1 白い紙をしいて、その上に物体の表面にみたてて、
アルミホイルを一度くしゃくしゃにしたものをおきます。
2 部屋の明かりを消して、そこにレーザー光線をあてます。
このようにして観察をしてみると、レーザーの光がフワっと広がることがわかります。
このように、あたった光が乱反射するために、
いろいろな方向に出た光を目でキャッチすることができるため、
ぼくたちは物体を見ることができます。
また次のような実験もしてみましょう。
手順:
1 部屋を暗くする。
2 白色光源を用意して、ぬいぐるみに光をあててみる
3 反射した色を見てみる。
例えば次のようにバナナの人形の皮にひかりをあてて、反射した色をみてみます。
明かりを消した時、バナナは当たり前ですが見ることができません。
しかし光をあてて、その反射した色を見てみると、黄色になることがわかります。
このように黄色に見える物体は、白い光の成分から黄色以外の色を吸収して、
黄色だけを反射するために、黄色く見えます。
また太陽の人形の頭の部分に光を当ててみると・・・。
このように、赤い部分にあてたので、反射した色は赤くなります。
当たり前のことのように思うかもしれませんが、このように乱反射の現象がおこるので、
カメラのようにレンズをつかって、いろいろな像を作ることができるわけですね。
ぜひご家庭でもお試しください。
参考
レーザー光源はこちらが使いやすいと思います!
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次の科学のタネ
レンズをつかっていろいろな光を集めてみましょう!
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